2016年10月21日

忍術と漢方

敵が追いかけて来て切迫した時に、サッとまいて逃げる、
忍法「菱蒔き退き(ひしまきのき)」。
の、菱の実〜。

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これは菱の実の乾燥したものですが、角がすごく鋭利で硬い!
こりゃ、足に刺さったら痛いわ。

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菱の実。
実はこれも漢方。

「和漢三才図会」、李時珍の「本草綱目」によると、
四気は、平。(温めも冷やしもしない)
五味は、甘。(味は甘い。甘さは滋養の働きを持つものが多い。)
働きは、中を安らげ、五臓を補い、暑を解し、消渇を止める。
(脾胃(胃腸の働き)を助け、身体の余分な熱を冷ますことで
糖尿病などによる渇きを癒す)という。
食べ過ぎると陽気を損傷する(身体が冷える)とある。

とは言え、他の生薬と比較すると効き目は弱く、
漢方薬の処方では用いられていないのが現状。


仏教の伝来とともに入って来た漢方。
この時、忍術のベースとなった兵法も一緒に入って来たのです。
漢方の基礎理論となる陰陽五行は、忍術にも活かされました。
その共通点を見つけるたびに、嬉しくなります。


嬉しさの余り、家で菱の実を蒔かないように気を付けなきゃ









posted by 香里 at 21:04| 忍者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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